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“孤高”という言葉が好きなのです。

先日、東京に戻った際に、
2つの映画を見に行ってきました。

ひとつは「レフェリー」。

現在、華やかにワールドカップが行われていますが、
これは、そのサッカーの試合を裁く審判の日常を描いた
ドキュメンタリー映画です。
時にサポーターや監督、そして選手から
悪の目で見られる審判の実情を描いたこの映画。
一国の首相から、一回のミスジャッジによって
「殺したい」と言われてしまうほどの割に合わない商売と思いきや、
しかし映画を見ていけばいくほど“レフェリー”という職業に誇りをもった
ソノ男達の姿勢に、いつしか心が打たれていきます。
「レフェリー。ん、、、カッコいいなぁ。。。」と思わせてくれるそんな映画でした。
映画の中に「俺も完璧じゃない」「神様じゃない」
「さっきのはミスジャッジだ、すまん」と
プレー中に選手と会話をする場面が出てくるのですが、
ピッチの中では孤高であらんとするそのレフェリーが、
人間くさく本音を曝け出しながら
選手とコミュニケーションを図ろうとするその姿には好感が持てました。

そしてもう1つの映画は邦画「孤高のメス」。

主演は堤真一さん、夏川結衣さん。
病院を舞台にしたドラマで言えば「白い巨塔」
「救命病棟24時」「ブラックジャックによろしく」
「振り返れば奴がいる」等などたくさんあります。
正義か悪か。権力か命か。金か無償の愛か。慣例か非常識か。。
対比となるこれら2つのテーマを軸に描かれるのが、
一般的な病院モノですよね。
かくいう「孤高のメス」も、これらテーマを内包した作品でした。
しかし、何でしょう。
やはり物語の先が分かっていても、
時間を忘れて物語に引き込ませてくれる映画でした。
たぶんに役者の方々の演技の上手さがあると思います。
堤真一さんも良かった。夏川結衣さんも良かった。
夏川さん、この映画で好きになりました(笑)。
堤さん演じる医者の当麻(とうま)は、とても素敵な志をもった
孤高といえるお医者さんなのですが、
やっぱり個人的に嫌いじゃない。
無欲で患者の命を救いたいと願うこういうお医者さん。
医者というと何となくダークなイメージも強かったりしますが、
日本の中にもこういったお医者さん、本当はたくさんいるんでしょうね。

長々と書いてしまいましたが、
タイトルにも書いた“孤高”という言葉が私は昔から好きで、
その言葉がテーマになっている様な映画だったので見に行きました。
どちらも周りにお薦めできる映画です。

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掲載日:2010年6月22日19:24
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